プラナカン(ペラナカン)文化とは?
その昔マレーに渡った中国人がその土地に住みついて出来た文化です。
本国の中国の色彩でもないし、マレーシアのデザインでもない、そんな中間の文化です。マレーに渡って成功した中国人ですからお金持ちです。そんなセレブな人たちがお金に糸目をつけないでオーダーした品物の数々は豪華でないわけがありません。主に女性(ニョニャと言います)が主導権を握っていたらしく、その文化はとても優しい色合いを持っています。本国中国には無いパステルカラーを好んで用いたので食器類から家屋に至るまでとても特徴があります。
ショップハウスというプラナカンの伝統的な建物。
今もシンガポール、マレーシアで多く見ることが出来ます。
優しい優美な色づかいです。このプラナカンの独特のパステルカラーのタイル、1個1個が特注品ですって。
タイルが見事なおうちです。全てがオーダーのタイル。文化遺産です。
プラナカンの住居形式はショップハウスと言います。1階が店舗で2階が住居になっていたそうです。今はどうなんでしょうか。
以下のものは、日本のプラナカンショップ(ナカヤトレーディングさん)で購入することが出来ます。
http://www.asian-zakka.jp/
ケバヤというプラナカンの女性の正装です。打ち合わせにボタンが無いのが特徴です。クロサンという3つのブローチが鎖で繋がってるもので留めて着ます。裾周り、袖口の刺繍が豪華です。
シンガポールでブレイクした<リトルニョニャ>というTV番組のおかげでシンガポールでも人気のプラナカンのホームウエアです。景徳鎮で作られた陶器に手描きされているので、現在でも作られているにもかかわらず数が少ない貴重品です。
お皿の周りに注目。このレースのような縁取り、なんてフェミニンなんでしょう。プラナカンは女性の文化だったのですねぇ。絶対このデザインは男性のオーダーでは生まれなかったでしょう。
見事な絵です。かなり質のいいものです。絵付け師の腕がいいのですね。
このかたちは、カムチェンと言います。プラナカン文化の代表的なものです。
世界一小さなビーズで作ります。細かいほど柄が鮮明に出ます。これは、1ミリのビーズです。1足作るのに2ヶ月かかりました。これはオーダー品です。お土産用の大きめなビーズで作ったサンダルは、安価で店先でも買うことが出来ます。
ニョニャバスケット
プラナカンの女性ニョニャが日常の食事やおやつを入れて持ち運ぶものでした。現代では、アルミ製やホーロー製のものがありますので、そちらを使うことのほうが多くなりました。でも古き良き時代を懐かしんでオールドスタイルのこんなバスケットも健在です。